自在型自動倉庫「ラピュタASRS」/Rise UPが導入決定 1時間あたり2,000オーダー処理を実現へ

  • 2024年11月8日

ラピュタロボティクスが提供する自在型自動倉庫「ラピュタASRS」が、コンタクトレンズの通販や卸を手掛ける株式会社Rise UPの千葉物流拠点に採用されることが決定されたそうです。日本出版販売、ホビーリンクジャパン、アルプス物流に続いて公表されている4事例目の導入と思われます。
ラピュタASRSの、パーツを組み合わせて規模や形状を自由に設計できる特徴を表して、「自在型」自動倉庫と呼称するようになっているのですね、なるほど👌以前からある従来型自動倉庫の制約として、規模や形状が固定的で導入後に動かすことができない、ということはよく言われるため、その逆であるという主張がよくわかる表現ですね。

「ラピュタASRS」のコンセプト動画

導入の背景

Rise UPの物流センターでは、常に4万SKUの品目とロットを保持。生産性と効率性の向上を目的として、ラピュタロボティクスが提供するピッキングアシストAMR「PA-AMR」を15台導入済みだったが、さらに物流改革を進めて倉庫内作業の標準化と生産性の向上を実現すべく、「ラピュタASRS」の導入を決定されました。
Rise UPによる選定にあたっては、ピッキングアシストAMRの導入を通しての実績や、カスタマーサクセスの手厚さへの信頼も評価されているそうです。

ラピュタASRS

出展:ラピュタロボティクス

株式会社Rise UPにおける「ラピュタASRS」採用のポイント

次の2点が採用のポイントとして紹介されていました。

①高い生産性の実現
1時間あたり最大2,000行(オーダー)※の処理をラピュタASRSで行い、大幅な生産性向上を実現。
※1時間あたり400ビン(箱やコンテナ)の処理を行うピッキングステーションを5つ、ラピュタASRSに実装することで実現できるスペック。

②ラピュタPA-AMRとラピュタASRSの同時運用 (初の事例)
既に導入済みのラピュタPA-AMRと今回採用予定のラピュタASRSの組み合わせ活用により、より高い作業効率を目指す

「ラピュタASRS」の能力への期待はもちろんですが、以前にピッキングアシストAMRの導入を通して培われた両社の信頼関係も、今回の採用に至る重要な要素ですね

関連/参考リンク

自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の紹介ページ
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-asrs/

ラピュタロボティクスのリリース
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/2024/11/07/rapyuta-asrs-riseup/

Rise UPへのピッキングアシストAMR導入事例
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/use-cases/case-rise-up/

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