新東工業/力覚センサーで“運びながら量る”重量測定専用システムを発売

  • 2024年10月15日

新東工業は、10月9日から11日まで都内で開催された「FOOD展2024」に出展し、6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」を使用した新機能「ダイナミック重量測定 by ZYXer🄬」を披露しました。

出展:新東工業

この新機能は、力覚センサを用いた重量測定専用のシステムで、業界最高水準の高精度6軸力覚センサZYXer🄬と独自開発のプログラムを搭載することにより、ロボットが3次元動作中でも高精度な重量測定を実現します。
これにより、ウェイトチェッカーによる計量工程と箱詰め・パレタイジング工程を一つに集約し、食品工場の出荷不良の低減や省人化、さらには動線の短縮による省スペース化が期待されています。

さらに、ZYXer🄬シリーズは0.5gの分解能を持つ高精度センサをはじめとする多彩なラインナップを揃えており、繊細な重量検知から重量物の測定まで、多様なワークや用途に応じた応用が可能です。製品の箱詰めやパレタイジング時の欠品検知に加え、選果や調味料の秤量などの用途でも活用が見込まれています。

今後の展開

新東工業では、ロボットの選定から製造現場への導入まで一貫したサポートを提供しており、アルミ包装対応の金属検出器「Tecnoeye®」との接続や、前後の搬入出システムを含めたトータルソリューション等を提案し、導入支援を進める模様です。
ロボットの標準システムの販売価格は800万円(税抜き)で、ロボットや前後設備のカスタマイズも可能。年間20台の成約が目標とのことです。

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リリース:https://www.sinto.co.jp/product/force-sensor/news/4255

新東工業:https://www.sinto.co.jp/

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