半導体ウェーハ搬送ロボットメーカーのジェーイーエルが、ラピュタロボティクスの自在型自動倉庫「ラピュタASRS」を2026年に広島県尾道市の御調工場に導入することを決定しました。
ジェーイーエルについて
ジェーイーエルは、1993年設立の半導体ウェーハ搬送用ロボット・液晶ガラス基板搬送用ロボットのメーカーです。国内外2,800社以上の取引実績を持ち、信頼性の高い製品と安定した供給システムで多くの顧客から支持を得ています。
「ラピュタASRS」採用の背景
ジェーイーエルは、労働人口減少による人員不足対策として、自動化ソリューションを活用した省人化・省力化への取り組みを検討していました。「ラピュタASRS」は以下の点が評価され、採用が決定しました。
- 既存倉庫、新規倉庫を問わず導入可能
- 半導体業界の変動に応じたレイアウト変更が可能
- 高い保管効率と生産性の実現
「ラピュタASRS」の特徴
ジェーイーエルの執行役員 管理本部長 金田恒幸氏は、「ラピュタASRS」について次のようにコメントしています。「システム構築時の柔軟性は他社製品と比べて抜きん出ており、面積当たりの保管効率やスループット、そしてコスト面でも優位性を感じました」。
「ラピュタASRS」の主な特徴は以下の通りです。
- アンカーレス構造による柔軟な導入
- 業界変動や物量に応じたレイアウト変更が可能
- 高い生産性と保管効率の実現
- 少人数での安定した高生産性の創出
今後の展望
ジェーイーエルとラピュタロボティクスは、「ラピュタASRS」を活用し、自動化に関するさまざまな課題解決に向けて取り組んでいく予定です。この導入により、ジェーイーエルの生産ラインの効率化と、持続可能な物流の実現が期待されます。
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プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000021229.html