株式会社アクタスが、物流業務の効率化と自動化を目指し、ラピュタロボティクスの協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR XL」を導入しました。これにより、物流拠点での作業効率化が大きく進むと期待されています。
出典:ラピュタロボティクス
アクタス物流業務の特徴
アクタスは、店舗販売とECの両方を展開する小売業者であり、物流基盤の強化が事業成長に不可欠です。特に以下の課題に直面していました。
– 新規出店計画による出荷能力の限界
– リードタイム短縮による売上回転率向上
– EC市場拡大に伴う人員確保の難しさ
これらを解決するため、作業標準化と効率化を重視した物流体制構築を目指していました。
導入のポイント
-
柔軟な運用方式
-
リストスキャン方式とディスパッチャー方式の両方を活用
-
小売りとECの両ビジネスモデルに対応可能
-
出荷先に応じて最適な荷降ろしエリアを選定
-
作業の進捗や物量に応じてロボットの台数を柔軟に調整可能
-
-
複数ステークホルダーの連携
-
アクタス、ラピュタロボティクス、3PL、WMS業者が連携してプロジェクトを推進
-
WMSシステム「W3 mimosa」とAPIを介してデータ連携を実現
-
ピッキング実績データをWMSに自動反映するインターフェースを整備
-
-
大容量荷物対応
-
75Lオリコンに対応可能な「ラピュタPA-AMR XL」モデルを採用
-
多様な商品の取り扱いが可能に
-
関連記事
– プレスリリース
– ラピュタPA-AMR XL 製品情報
※トラロジでは、読者の皆様が最新物流技術を深く理解できるよう、信頼性の高い公式情報源へのリンクを厳選して掲載しています。各リンク先ではシステムの技術仕様や導入事例を詳細に確認いただけます。