ラピュタ/アクタス物流拠点にPA-AMR XL導入

  • 2025年3月21日

株式会社アクタスが、物流業務の効率化と自動化を目指し、ラピュタロボティクスの協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR XL」を導入しました。これにより、物流拠点での作業効率化が大きく進むと期待されています。

アクタス物流拠点で稼働する「ラピュタPA-AMR XL」

出典:ラピュタロボティクス

アクタス物流業務の特徴

アクタスは、店舗販売とECの両方を展開する小売業者であり、物流基盤の強化が事業成長に不可欠です。特に以下の課題に直面していました。

– 新規出店計画による出荷能力の限界
– リードタイム短縮による売上回転率向上
– EC市場拡大に伴う人員確保の難しさ

これらを解決するため、作業標準化と効率化を重視した物流体制構築を目指していました。

導入のポイント

  1. 柔軟な運用方式

    • リストスキャン方式とディスパッチャー方式の両方を活用

    • 小売りとECの両ビジネスモデルに対応可能

    • 出荷先に応じて最適な荷降ろしエリアを選定

    • 作業の進捗や物量に応じてロボットの台数を柔軟に調整可能

  2. 複数ステークホルダーの連携

    • アクタス、ラピュタロボティクス、3PL、WMS業者が連携してプロジェクトを推進

    • WMSシステム「W3 mimosa」とAPIを介してデータ連携を実現

    • ピッキング実績データをWMSに自動反映するインターフェースを整備

  3. 大容量荷物対応

    • 75Lオリコンに対応可能な「ラピュタPA-AMR XL」モデルを採用

    • 多様な商品の取り扱いが可能に

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