2024年10月17日、日本GLPは「GLP ALFALINK相模原」が2024年度のグッドデザイン賞を受賞したと発表しました。
ALFALINKのコンセプトは「Open Hub」
出展：日本GLP
GLP ALFALINK相模原は、2023年5月までに全4棟が竣工し、総延床面積約68万㎡を誇る日本最大級の次世代型物流施設です。この施設は、「Open Hub」をコンセプトに掲げ、テナント企業同士が交わる新たな価値・事業創造の場を提供することを目指しています。物流業界の課題解決のため、効率的なオペレーション支援や共創を促すイベントの開催、従業員の働きやすさを向上させるためのレストラン・カフェテリア、マルチコートの設置など、様々な取り組みが行われています。
審査委員の評価
審査委員は、以下の評価コメントを述べており、実際に地域の住民が利活用がしていることを高く評価しています。
「昨今、閉じた物流施設を街に開き地域共生を目指す事例が増えているが、その多くは施設の周縁部を緑化し小さな休憩スペースを設けるなど、表層的な設えに留まっている。しかしここでは、施設中央に「リング」と名付けられた共用棟を配置し、適切に歩車分離しながら、地域住民も使えるレストランやカフェ・マルチコート等を備えることで、物流のダイナミズムと地域住民の公共的な振る舞いが本当に混ざりあった風景が生まれている。」
